必要に迫られる前に知っておきたい、葬儀社選びのポイント

必要に迫られる前に知っておきたい、葬儀社選びのポイント

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葬儀を行う会場選びは、必要に迫られる前に行っておくことが望ましいでしょう。 その理由は、実際に葬儀場が必要になってから各葬儀社に見積もりを取って依頼するような時間の余裕がないことや、遺族の精神的な余裕がないことが大きくあげられます。

実際、病院で亡くなる方は、病院が指定する葬儀場でお葬式をすることが多いようです。これは多くの遺族が葬儀場に関する準備ができておらず、病院が勧める業者を使うことに決めていることを意味しています。ただ、葬儀社や葬儀場にはさまざまな種類があり、自分で選べば得をすることがあるのも確か。

「葬儀場、決めておこうかな」と思ったら、少しでも身の回りの業者について調べてみるとよいでしょう。

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ポイント1)自社斎場とは?

斎場とは通夜や葬儀・告別式を行う場所のことを指します。 古くは「葬式は自宅で行うもの」という風習もありましたが、今では自宅葬から斎場での葬儀が一般的な時代へと変化しています。 マンション住まいや都心の狭小住宅などが一般化し、自宅で葬儀を行いにくい住宅形態が多くなってきていることや、共働き家庭で自宅にいる人がいないなど、葬儀の準備に遺族の時間を割けないことも影響していると考えられます。

斎場にはさまざまな種類がありますが、もっともスムーズで融通が利くのは「自社斎場」といえるでしょう。 自社斎場とは、葬儀社が持っている斎場のことです。 葬儀の設備が整っていること、ある程度の融通が利くこと、さらに担当者が斎場について熟知しており、スムーズな流れで式を執り行うことができる点がメリットとしてあげられます。 デメリットとしては、自社斎場の場合は斎場を決めた段階で葬儀社も決まるため、葬儀社のこだわりがある場合はおすすめできない部分でしょう。

費用は葬儀社によって違うため、できれば急に必要になる前に、めぼしい業者の相場について把握しておくと安心ですね。

ポイント2)葬儀社の種類

2-1.葬儀専門業者

葬儀専門業者とは、葬儀を行うことを主な事業としている業者のことを指します。 葬儀専門業者は、地域に密着して特定の地域のみで活動していることが多いでしょう。

地元住民に知られているだけではなく、町内会や商店街などと連携している業者もあります。 人によっては「代々この業者さんに頼んでいるよ」など、と家族に話しておく方もいるようですよ。 まさに地域に密着した活動ですね。

近年ではインターネットの普及を通して、インターネットで葬儀の申込ができる葬儀社も増えています。 忙しい若年層のニーズに合わせて、さまざまな営業形態が出てくるのはよいことですよね。

2-2.互助会

冠婚葬祭互助会とは、毎月の掛け金を積み立てし、婚礼や葬儀のサービスを受ける方法です。

会員は、毎月2,000~5,000円程度の掛け金を60~90回ほでどで積立します。 ポイントは、保険や共済のように現金を受け取るのではなく、契約額に応じた冠婚葬祭のサービスを受ける点です。

積立金が設備投資に使われるため、きれいに整備された建物が多くなっています。 積み立ての利用法は結婚式かお葬式が一般的ですが、七五三、成人式などの通過儀礼にも利用できる場合があります。

互助会にも事業者がさまざまあり、優良業者ばかりではないことも事実です。 「掛け金だけで葬儀ができると思ったのに、満額を積み立てても葬儀費用に足りなかった」などのトラブルも実際に起きています。 入会を検討する場合には、以下のような点をきちんと確認しましょう

・積立金完納後の割増サービス

・解約の際に払い戻される積立金の額

・互助会が倒産した場合の保全金額等の条件について

安心できる信頼性の高い互助会に入会していれば安心につながりますね。

2-3.農協(JA系)

JA(農業協同組合)、生協(コープ)などのことを指します。 さまざまな協同組合が、組合員向けに葬儀事業を展開しています。 協同組合の葬祭事業は組合員向けの奉仕として行われていることもあり、比較的良心的な事業であることが多いようです。

JAを例に挙げると、JA自体は葬儀専門業者ではなく、農家を中心にした協同組合です。 主な事業内容は農産物の販売やJAバンクの信用事業、JA共済の共済事業ですが、 その他にも病院、観光業、不動産事業も運営しており、葬祭事業も含まれるのです。 斎場は組合員の出資金から成り立っており、立派な会館であるのが特徴です。

注意点としては、組合員と非組合員で価格が違う点です。 あくまで組合員向けの事業のため、組合員にとっては安価でも、非組合員にとっては高価かもしれません。 家族に組合員がいればよいのですが、そうでない場合には料金について慎重に確認をしてくださいね。 また、JA葬祭の経営はそれぞれのJAによって異なるので、料金体系やサービス内容は、葬儀社別に見積もりを出してもらわなくてはいけません。 「JAだからすべて一律料金」ではないということは頭に入れておきましょう。

葬儀場のイベント・見学会での見極めポイント

葬儀社選びでは、葬儀場内の雰囲気をきちんと確認し、スタッフの対応や予算などを鑑みて決定するのがよいでしょう。 葬儀社もさまざまなイベントを企画したり、見学会を実施したりして、自社の会場でお葬式をあげてくれる人を増やそうと考えています。 まずは自宅の近くなど、現実的に葬儀をあげそうな場所の式場から見学をしてみましょう。

見学に出かけたらまず、式場、控室、葬儀場内の見学を行いましょう。 広さ、清潔感、使い勝手について確認が必要ですね。 祭壇やひつぎなどの展示があれば、実物を見ておくと安心です。 気になるものは値段についても質問し、メモしておきましょう。 写真も撮っておくと、あとで判断する場合の材料になりますね。

また、うっかり忘れやすいのはスタッフの人柄や仕事への取組み姿勢をみること。 葬儀は設備だけで行えるものではなく、スタッフが作り出すものでもあります。 スタッフがどのような思いをもってその仕事に取り組んでいるかどうかは、ぜひ聞いてみてください。 きちんと思いをもって働いているスタッフが多い式場でのお葬式は、きっとよい式になっているはずです。

気に入る葬儀社があれば、見積書をもらっておいてもよいですね。 会員制の葬儀社は勧誘がある場合もありますが、その場ですぐに入会する必要はありません。じっくり検討しましょう。

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